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お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 勝間和代著 [BOOK]

光文社 、2007年11月発売。
勝間和代さん本の感想第4弾。
松江市今井書店で買いました。

後だしじゃんけんになるので、恐縮です。
この本は、タイトルどおり投資を奨める本です。
刊行された2007年11月から今までの間、勝間さんおすすめの投資信託等の投資でほとんどの人は投資で損をしました。
401kで元本割れがかなりの割合を占める中、勝間さんが否定している、慎重に銀行預金のままにしていた人たちが今のところ、「勝ち」

僕自身はといえば・・・この状況で大変勉強させていただいています。
しっかり高値で購入してしまったので、その値段に戻るまでは大切に保管中(苦笑)。
いつになったら、良い味になってくれることやら。

とはいえ、経済が回復期に入ってきていて、今この瞬間はだいぶこの本で記述されている「基本」が適用できる状況になりつつある。
これから、「投資をしてみようかな」と思っている人には良い本だと思う。

一方、何でも、自己責任というのは結構疲れるので、銀行預金に走る人の気持ちもわかる今日この頃。
数〜10数%自己資産が増減したって、人生そんなに変わらない人の方が多いだろうし。
それなら、他のことを考えた方が楽しい人も多いはず。
投資に楽しさを求めていない人に、あんまり「投資しろっ」ていうのも何か違うんだよな。


お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/11/16
  • メディア: 新書



効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間和代著<読書感想> [BOOK]

ダイヤモンド社、2007年12月発売。

この本は、日経新聞の広告欄で見たのが、最初。
インパクトがあったのは以下の点。
①まず、口絵の自転車姿のインパクト。日経新聞の広告で見たとき、驚いた!ファッションがどこかに飛んで行っている。
②「自分をグーグル化する」という言葉。勝間さんらしい造語。はじめて聞いたとき、新鮮でした。2007年時点では特に。
③「マッキンゼーで、フレームワークのない会話なんて、主婦やサラリーマンのおしゃべりと同じ」・・・マッキンゼーってどんな会社?大前研一さんと同じにおいのする人がいっぱい?

まじめなところでは、「フレームワーク」として上手く言語化できるような思考方法を身につけようと思った点が、良い刺激になりました。

一方、紹介されているデジタル機器がすでに古くなっているのはご愛嬌。
勝間さんはのこういうデジタル機器を一生懸命載せている点に妙に親近感を感じてしまう。
「カツマー」といえど、ここまで導入するのだろうか。


効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 単行本



決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール 勝間和代著 [BOOK]

ランダムハウス講談社、2007年10月発売。
勝間和代さん本の感想第2弾。
松江市図書館で借りました。

2年ほど前に、少し仕事に関係したので、簿記三級をとってみた。
(試験会場は、若い人ばかりで、ちょっとおじさん気分になってしまった。)
その時期に、他に「財務3表一体理解法」(国貞克則著。朝日新書)あたりを読んで、少しは勉強して、少しだけ、貸借対照表、損益計算書を読めるようになった。
引当金と積立金の違いだとかは、会計実務をやっている訳ではないので、難しかった。

そんな少ない知識ではあるけれども、この本は大変わかりやすいと思う。
特に以下の点を学んだ。
①会社の成長には段階があり、投資をする際にはどこのフェーズにあるのか、見極める必要があること
②財務諸表の中で、キャッシュフロー計算書が一番ごまかしがきかないこと
③株の投資は、ライバル社と過去の財務諸表をそれぞれ比較分析しないと非常にリスクが高いこと
④利益の質を意識すること
⑤決算レポートで、ごまかす際に使用される抽象的な文言の裏にある本質を見抜くこと

他の勉強本と違って、造語はなし。そういう意味で個性はなし。
だから?素直に、とても良い本でした♪


決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

  • 作者: 勝間和代
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2007/10/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 [BOOK]

勝間和代さん本感想、第1弾。
ダイヤモンド社、2008年11月発売の本。

この前の盆、東京に帰省していて、島根に新幹線で帰ろう(岡山経由)と思って品川駅で買ってしまった。
twitterで勝間和代さんが、これと「断る力」が今おすすめの本と言っていたことから、何となく。
新大阪に着く頃には読み終えてしまった。

特に衝撃的なところは以下の点です!(「 」内は引用)
①「この原稿は、ニューヨークから東京に戻る飛行機の中で書いています。(p.18)」・・・350ページ!もある本です。徹頭徹尾話しているような文体になり、作品がテンポよくなっているので相当すごい。
②「メンタル筋力が弱い友人とは少しずつ距離をとりつつフェードアウト(p.66)」・・・何て合理的!勝間さんと知り合いで思い当たる人は結構つらいだろうなあ。
③勝間さん自身が短期で雇っていた人を見て、「最近、なかなか改善が進まない人について、謎が1つ解けました。その答えは、『自分の能力を過大評価していて、失敗したときにすべて原因が自分以外にあると思い込む思考習慣』があることなのです。(p.180)」・・・こんな言われ方して、雇われていた人、かわいそう。でも、ある意味、勝間さんの役に立っている。

何となくわかっていても、言葉にはしないのが普通。あえて言葉にしてしまうところが「勝間流。」
ここに勝間和代さんが時代の寵児になっている主因があると思う。
ある意味、西原理恵子さんと一緒。



起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術


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