勝間和代 脳力UP↑ 勝間和代著 [BOOK]
講談社、2009年6月発売。
勝間和代さん本の感想第6弾。
図書館で借りちゃいました。
この本は、「邪道」な感じがします。
まず、基本的にパズル本です。
かなりの部分、多胡輝さんの「頭の体操」から借用しています。
正直、手抜きな印象を受けました。
他の本に比べて説明が平易な分、物足りなさも感じます。
相変わらず、勝間語が並びますが、特に今回は「〜力」が多いです。
この本のエッセンスは、以下の式で表されます。
立体思考力=論理思考力(①法則力、②当てはめ力、③数字力)×水平思考力(④否定力、⑤展開力、⑥試行力)
パズルを使って、この6つ(それぞれについて詳しく知りたい方は本を読んでみてください。)のどれが鍛えられるか明らかにした上で、パズルを解かせるところに、この本がただのパズル本とは違う最大の特徴があると思われます。
しかし、勝間さんが設定した定義に従って、「これは勝間さん言うところの『〜力』が鍛えられるのだな」と思いながら、パズルを解くのは、個人的にあまり楽しくありません。
僕が思うには、勝間さんはこの本で様々な「実験」をしたかったのだろうと思います。
①本と同時期に開設した携帯サイトの「みるみる頭がよくなるサイト 勝間和代 脳力UP↑」とのクロスメディア戦略の試行。
②自分の写真を多用することで読者がどのような反応を示すか。
③パズル本のような本で、どのくらい「カツマー」がついてくるか。
④性格が違う本を出すことで、どのくらい新規顧客が獲得できるか。
ギラギラして押し付けがましい印象が強く、残念ながら今まで読んだ勝間本の中で、ワースト1、2位を争う本だと思います。
個人的には、MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive 相互に排他的で全体として漏れがない)の思考法を復習できたことが唯一良かった点でした。
勝間和代さん本の感想第6弾。
図書館で借りちゃいました。
この本は、「邪道」な感じがします。
まず、基本的にパズル本です。
かなりの部分、多胡輝さんの「頭の体操」から借用しています。
正直、手抜きな印象を受けました。
他の本に比べて説明が平易な分、物足りなさも感じます。
相変わらず、勝間語が並びますが、特に今回は「〜力」が多いです。
この本のエッセンスは、以下の式で表されます。
立体思考力=論理思考力(①法則力、②当てはめ力、③数字力)×水平思考力(④否定力、⑤展開力、⑥試行力)
パズルを使って、この6つ(それぞれについて詳しく知りたい方は本を読んでみてください。)のどれが鍛えられるか明らかにした上で、パズルを解かせるところに、この本がただのパズル本とは違う最大の特徴があると思われます。
しかし、勝間さんが設定した定義に従って、「これは勝間さん言うところの『〜力』が鍛えられるのだな」と思いながら、パズルを解くのは、個人的にあまり楽しくありません。
僕が思うには、勝間さんはこの本で様々な「実験」をしたかったのだろうと思います。
①本と同時期に開設した携帯サイトの「みるみる頭がよくなるサイト 勝間和代 脳力UP↑」とのクロスメディア戦略の試行。
②自分の写真を多用することで読者がどのような反応を示すか。
③パズル本のような本で、どのくらい「カツマー」がついてくるか。
④性格が違う本を出すことで、どのくらい新規顧客が獲得できるか。
ギラギラして押し付けがましい印象が強く、残念ながら今まで読んだ勝間本の中で、ワースト1、2位を争う本だと思います。
個人的には、MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive 相互に排他的で全体として漏れがない)の思考法を復習できたことが唯一良かった点でした。