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讃岐うどん巡りに行ってきた。 [TRIP]

先日、讃岐うどん巡りをした。
地元に住んでいる友人に案内してもらった。

まず、高松に着いたのが深夜。
それから飲んで、食べたのが「鶴丸」。
ここはなんと言っても「カレーうどん(650円)」らしく、夜食にいただきました。
普通に美味しい。
高松の人は、飲みの後、ラーメンではなく、うどんなのか。
深夜にも関わらず店は非常に込んでいた。
公式サイト↓
http://www.turumaru.jp/pc/index.php

次に、超有名店の綾歌郡綾川町「山越うどん」。
元祖「かまたま」の店。
込み合っているときは1時間以上待つらしい。
11時くらいだったが、30分くらいは待った。
店全体の作りの完成度が高い。
列の並び方の整備、食べる場所のスペース、土産屋も別途ある。
そこが面白くないといえば面白くない。
味は美味しい。
200円でこれだもんな。
携帯サイト↓
http://yamagoe.jp/

次に、仲多度郡まんのう町「山内うどん」。
ここはずいぶんへんぴなところにある。
店の雰囲気も写真の通り、個性的。
映画「UDON」に登場した店。
こういう雰囲気大好き。
「ひやあつ」という面白いメニューがある。
ぬるいというのだろうか、独特のコシ(エッジのきいたコシというらしい)。
200円の幸せ。
IMG_0046.jpg
IMG_0047.jpg

最後に、善通寺市にある「宮川製麺所」。
作っているところとお金を払うところが一体化しており、店の中は一種しっちゃかめっちゃか状態。
その雰囲気に味があって良い。
「ぶっかけ」とサービスの「生醤油」を友人たちと分け合って食べた。
一日にこれだけ食べても美味しい。
「生醤油」は「この食べ方が一番美味しい」と店の主人がおっしゃっていた。
確かに麺の味がよくわかる。
「うどん小」なんと140円。
この店が一番気に入った。
IMG_0050.jpg

深夜から昼間にかけて、4食強完食。
続けて食べることで店ごとの個性も何となくわかってきた。
香川人が一日に平均一食食べるというのも納得。
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映画「なくもんか」感想 [MOVIE]

脚本:宮藤官九郎 主演: 阿部サダヲ 監督:水田伸生。
いつもの松江サティのレイトショーを見てきた。
客の入りは3割くらい。
松江サティ的に、まあまあ。

この映画、中盤まではここ数年で見た映画(十数本ほど)の中で一番良かった。
そういう意味で、最後の沖縄のシーンが相当もったいない。
設定に問題があるし、瑛太の演技も吹っ切れてなく台無し。
それでも、評価は75点。
「おくりびと」以来のお勧めできるレベル。

この映画の良さは、最後の方は残念だったが、やはり宮藤官九郎脚本。
家族をテーマにしているが、ホームドラマのような安っぽい「愛」を単純に描いたものではない。
いろいろと屈折していたり、問題があったりするけれど、それでも一緒に食卓を並べて一緒に過ごすことが大事ということ。
徹底的な善人である主人公も、それまでの度重なる積み重ねにも関わらず、親の経歴から濡れ衣を着せられるとあっさり周囲に裏切られる。
さらに、無実の主人公は周りの裏切りに大きなショックを受けつつも、それをぐっと飲み込んでやり過ごすところに、すごいリアリティが。
こういうスパイスを笑いの中にさらっと入れてくるところがすごい。
日曜日の夜にオカマになることでストレス解消するといった、家族にも言えないようなことで、「いい人」人格を維持しているという点も、宮藤官九郎氏らしい鋭い人間観察。

細かいところだが、エコと人間どちらが大事という感じで、エコをギャグにしてしまっている点も面白い。
エコって市民権を得すぎているから、それを揶揄しているのだろう。

ギャグというと、作品の雰囲気が筋肉少女帯の「これでいいのだ」を思い出す。
「僕は満天の星の下泣きながら思った これでいいのだ つらくてもこれでいいのだ
テレビの男が言う 西から登ったお陽様が東へ沈む これでいいのだ
そうだ これでいいのだ! だがしかし・・・だがしかし・・・」(「これでいいのだ」より)
宮藤官九郎さんが実は影響を受けていたりして。

最後の娘役の絵は、絵自体もとても良いが、まさにこの映画のテーマそのもので、とても良い。
この絵に対する、陣内孝則の台詞は、この映画のテーマを語る上で非常に重要なのだが、さらっと流れてしまう。
この辺は監督なのか、脚本なのか。
それが自然な感じで、僕は良かったと思っている。

役者で出来が良かったのは、やはり阿部サダヲ。
この人じゃないとこの映画は成立しない。
他の人では演じられない。
「木更津キャッツアイ」以来のファンです。
さすが!という感じ。

次に、竹内結子。
気っぷの良さと芯の強さが素直に出ていて良い感じ。
阿部サダヲに対する蹴りの切れも良かった!
良い蹴り!だ。
もともと好きだが、さらに株上昇。

最後に、竹内結子の娘役だった山口愛(やまぐちめぐみ)。
難しい役柄だったと思うが、彼女の演技は、子役でかわいいというレベルではなく、全般を通じて相当良かった。
すごい女優になるかも。

なくもんか公式サイト↓
http://nakumonka.jp/index.html
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