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テレビが映し出す「虚像」 [メディア論]

かつてテレビによく出ている人(職業タレントではない人)にインタビューをしたとき、
テレビのイメージとインタビュー時のキャラクターがあまりに違うことに驚いた。
そのことにこちらが驚いていることがわかったのか、こんな風に言われた。
「テレビのキャラクターは、番組の製作側に求められているキャラを演じているんです。」
さらに、興味深いのが、そのテレビのキャラを他のスポーツ新聞等も追認していることだ。
メディアの中では、この人はこういうキャラ。でも、本物は違う。
このインタビューは結構ショックでした。
しばらくちょっと考えてみた。
思うに、どこかのタイミングで「この人はこういうキャラ」と決まり、その後のキャラを縛ってしまう。
そして、本物とずれていくのではないか。
他の人も、多かれ少なかれ、同じような感じなのでしょう。
(さとう珠緒さんなんかは演じていることがあまりにもわかりやすいし、タレントな分ある意味仕方ないでしょうが。)
メディアの中で一番影響力のあるテレビを観て、
「本物」ではないキャラを「本物」のキャラだと多かれ少なかれ信じている大多数の人はいったい何?
作られたキャラが、情報社会の環境を彩り、視聴者(の人生にも?)に大きな影響を与える。
このメカニズムがまず非常に興味深い。
そして、一つ一つのキャラがどのタイミングで誰が決めるのか、そのメカニズムも非常に興味深い。

情報社会の「怖さ」は、「本物ではない」ものが彩るところ、でも「そんなもの?」


ワークライフバランスが崩れてしまっている東京ライフ [書くということ]

平日の仕事が連日深夜まで及び、
土日にも仕事のことを考えて、
人として少しバランスを欠いている。
かといって仕事が命というようにはなれないなあ。
かといって割り切ることもできず。
せめて、あきらめることぐらいは、自然にできるようになりたい。


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