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なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? 枝廣淳子、小田理一郎著 [BOOK]

副題 小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
東洋経済新報社、2007年3月発売。

枝廣淳子さんの本といえば、「朝2時起きで、なんでもできる!」を2002年頃に読みました。
あれから、7年も経つのか(ため息)
ちょうど一年前に松江に講演にいらっしゃって拝聴しました。
非常によくまとまったプレゼンテーションでした。

さて、本書。
システム思考=思い込みを排し全体を見ること。
直線思考をして、あちらをたてればこちらが立たないような捉え方をせず、ルービックキューブのように全部が成り立つような把握をする。
「副作用」などとしてごまかすなく、すべてを「作用」と見る。
その上で、小さな力を使って大きく動かす「レバレッジ・ポイント」を見つける。

全体性の把握は僕も意識しているところであり、ここまでは非常に参考になった。
「レバッレッジ・ポイント」は「かいしんのいちげき!(笑)」であり、そこを偶然でなく、導きだせるようになれば本物だ。
その具体的方法としてループを使う方法が詳しく紹介されているが、今ひとつしっくりこないので、他の方法を考えてみる。

本を飛び越えた、僕なりの理解では、「レバレッジ・ポイント」を見つけるためには、①知識、②経験、③勘(センス)が必要。
まずは、アンテナを高くして、①、②を地道に磨く。
③は才能かもしれないが、試行錯誤してみる。
そして、最後に、「レバレッジ・ポイント」を「④実現するための最適な手段」が必要ということも忘れないようにしようと。
実現まで結びつけなければ意味がないと。

しかし、この「レバレッジ・ポイント」は、非常に心に響きました。
というわけで、「知的生産性の向上」を押しのけて、マイブーム入り。
満足、満足。

枝廣さんのかかわっている「私の森.jp」に掲載されている自然風景の壁紙をとってきて癒されています。
http://watashinomori.jp/go/photo.html
こちらについても、重ねて謝謝。


なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

  • 作者: 枝廣 淳子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本



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