SSブログ

映画「カイジ 人生逆転ゲーム」感想 [MOVIE]

「カイジ」、ヤングマガジンでやっている福本伸行氏原作の賭博マンガ。
賭博には全く関心がないので、時々見ていた程度だが、意味不明ながら凄まじいほどの緊張感にはいつも感心していた。
なぜかいつも、「ざわざわざわ・・・」
個人的には、いわゆる負け組のおじさんに焦点を当てた『最強伝説 黒沢』は特に印象に残った。

かつ、藤原竜也主演。
バトルロワイヤル1・2とも半端のないインパクト。
何は言っても、テロリストなのに、なんだかすごいなあと素直に関心。
この人の場合、そこで見せた、演技力そのものというか、何かすごいカリスマ性?とにかく意味不明な理屈抜きの説得力に感服していた。

仕事を終えた金曜日の夜のストレス解消のために、非日常を感じたいと思ってレイトショーを見た。
客の入りは、3割。
松江サティ的には、まあまあ。
客層は、僕と同じくらいの年代(30代)が多い。
なるほど。
そろそろ、人生逆転の時期ってやつ。

結論を先に。
65点。
20世紀少年より上。

テンポよし、藤原竜也も主な脇役の香川照之、天海祐希ともによし。
藤原竜也はダメ人間になっても、やっぱりイイ男で、原作とはほど遠いが、演じきっているのはさすが。
ストーリーは荒唐無稽だが、それでこそ、非日常が味わえるというもの。
そもそも好きな世界観ではないということ、映画としての深みがほとんどないということでこのくらいの点数だけど、ストレス解消には非常に良い映画と思う。
たまにはこういうのも良い。

ギャンブルは、それまでの積み重ねを無視して、勝負の時点では全く公平であるという意味で大逆転の可能性があるもの。
だから、面白い。
でも、30代だったら、まだまだだと思う。
40代だって。
積み重ねは地道にやっていけば結構いける。
そこで、地道な積み重ねをあきらめたら、もったいない気がする。
100点なんてなくてよい。
及第点を地道にとっていけば。

ギャンブルは、時々の清涼剤と、最後の最後の最後の希望だと思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。