最強国家ニッポンの設計図 大前研一著 [BOOK]
小学館、2009年5月発売。
またも、大前研一さん本の紹介。
日本が世界リードできる国家になるための処方箋を示している。たとえば、
①特定の政党にも政府にも属さず、株式界社として広く国民から出資を受け、国家戦略を立案するシンクタンク「ザ・ブレイン・ジャパン」の提唱。
②「税率を下げれば税収は増える」という世界の常識にあわせた所得税12%、法人税25%、相続税ゼロ等の税制の抜本改革。
③日本も中国やロシアと同様に国家ファンドを作る、それも50兆円規模のものを。
④原子力、太陽光、地熱、そして海洋国家を生かし、実は軽油などの燃料になる藻を利用したエネルギー大国。
などなど。
大前さんが日本が復活できるという話をするとき、出てくるのが日本の圧倒的なストックの話。
個人金融資産が約1500兆円、不動産資産が約1300兆円、合計2800兆円、さらに100兆円の外貨準備、90兆円近い年金資金があり、これらのストックをどうするかというのが持論。
例えば、50兆円の国家ファンドもそう。
人口が増えない=フローが増えない以上、ストックに税をかけるべきというのもそう。
死ぬときに最も預金が多いという話もそう。
この状況に関する日本人の認識が変わることが日本の再生の第一歩と言い続けている。
非常に興味深い。
僕の理解不足かもしれないが、大前さんの持論は、強者と弱者を二段階で分けて、強者は徹底的に勝って、後者は生活保護などのセーフティネットで助ければ良いという立場。
格差全くもってOK
あと、圧倒的なエリート主義。
これらの部分は、頭では理解できるが、まだ感覚的に付いていけない。
またも、大前研一さん本の紹介。
日本が世界リードできる国家になるための処方箋を示している。たとえば、
①特定の政党にも政府にも属さず、株式界社として広く国民から出資を受け、国家戦略を立案するシンクタンク「ザ・ブレイン・ジャパン」の提唱。
②「税率を下げれば税収は増える」という世界の常識にあわせた所得税12%、法人税25%、相続税ゼロ等の税制の抜本改革。
③日本も中国やロシアと同様に国家ファンドを作る、それも50兆円規模のものを。
④原子力、太陽光、地熱、そして海洋国家を生かし、実は軽油などの燃料になる藻を利用したエネルギー大国。
などなど。
大前さんが日本が復活できるという話をするとき、出てくるのが日本の圧倒的なストックの話。
個人金融資産が約1500兆円、不動産資産が約1300兆円、合計2800兆円、さらに100兆円の外貨準備、90兆円近い年金資金があり、これらのストックをどうするかというのが持論。
例えば、50兆円の国家ファンドもそう。
人口が増えない=フローが増えない以上、ストックに税をかけるべきというのもそう。
死ぬときに最も預金が多いという話もそう。
この状況に関する日本人の認識が変わることが日本の再生の第一歩と言い続けている。
非常に興味深い。
僕の理解不足かもしれないが、大前さんの持論は、強者と弱者を二段階で分けて、強者は徹底的に勝って、後者は生活保護などのセーフティネットで助ければ良いという立場。
格差全くもってOK
あと、圧倒的なエリート主義。
これらの部分は、頭では理解できるが、まだ感覚的に付いていけない。
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